リアルワールド応用知能集積システム


東北大学大学院情報科学研究科
URL: http://www.kameyama.ecei.tohoku.ac.jp
教授 亀山充隆
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1.リアルワールド知能システムのプラットフォーム
知能をシステムに組み込んだ新しい応用の開拓,特に日常生活空間において人間を支援するためのリアルワールド応用が望まれている.本研究分野では,人間が主体にあって機械が自律的に人間・環境に合わせて動作するリアルワールド応用のためのVLSIプラットフォームを開発することにより,次世代情報家電,高安全知能システム,人間主体の情報通信システム,知能ロボットシステムなどに直結する基盤技術を開発している.
リアルワールド応用知能システムでは,(1)センサ情報や情報通信入力を用いたリアルワールド環境の認識,(2)人間の意図,要望,能力など直接センシングできない情報の予測・推定,(3)行動や対話のプランニング,の基本処理モジュールから構成される.これらのVLSI向きアルゴリズムを開発すると共に,各モジュールの性能仕様導出を含めたシステム統合設計法に関する研究を行っている.

2.最適構成理論に基づくVLSIプロセッサ
VLSIプロセッサの高性能化・低電力化を達成するために, チップ面積・処理時間制約下で電力消費が最小となる並列構造VLSI,リアルタイム最適化に基づくVLSI,メモリ・演算部の転送ボトルネックを解消するロジックインメモリVLSIなどを開拓している.

3.リコンフィギャラブルVLSIコンピューティング
データ依存グラフの直接アロケーション,ビットシリアル演算,非同期アーキテクチャによる消費電力制御などに基づき,現在のFPGAの性能をはるかに超える細粒度フィールドプログラマブルVLSIとその設計開発環境を構築している.

主要業績

  1. 第9回デザイン・オブ・ザ・イヤー デバイス部門審査員特別賞 (2002).
  2. IEEE Fellow (1997).
  3. 通信・放送機構 受託研究 (1999-2003).